【社長のひとりごと】本日より、Discoveryは9年目の航海に出発します。

日頃より私たちの活動を温かく見守り、支えてくださる皆さまに心より感謝申し上げます。
おかげさまで、当社は創業から8周年を迎えることができました。

この節目にあたり、社長が社員に向けて語ったメッセージを、そのまま皆さまにもお届けいたします。
これまでの歩みを支えてくださった皆さまへの感謝と、これからの未来への想いを込めた言葉です。

📢 社長メッセージ

Discovery 9年目のスタートに寄せて

皆さんへ

本日より、Discoveryは9年目の航海に出発します。
改めて「なぜこの仕事をしているのか」「どこを目指しているのか」を共有したいと思います。



■ 制度は“利用”ではなく、“活用”へ

近年、障害福祉サービスに民間企業が参入し、「社会貢献」と掲げながら、実際には“収益”を主目的としている例も少なくありません。 さらには、「収益率◯◯%!社会貢献しながら事業の柱に!」といった、福祉事業を“稼ぐ手段”として扱うコンサル業者まで登場しています。 もちろん私たちは、そういった金儲け目的の福祉とは違う次元で取り組んでいるという自負があります。

しかし現実には、制度を「どう使えば儲かるか」という視点が先に立ち、 「利用者さんの目線」よりも「事業所の収益」が優先されている運営が、実際に存在しているのも事実です。



■ 利益の順番を、絶対に間違えない

ある就労A事業所では、 「利用者は1年契約。できるだけ早く一般就労へ移行させる。そうすると加算がついて、年間※※円の収益になる」という話を聞いたことがあります。 制度的には間違っていないのかもしれません。 収益を上げる工夫や加算の取得は、事業の継続には欠かせませんから。

でもワタシには、どうしてもこう見えてしまう。
「制度を利用して、事業所の儲け > 利用者目線」

実際、ディスカバリーリゾートにも
「今通っている就Aから、一般就労への圧が強すぎて転職を考えている」
という利用者さんからの相談が届いています。

本来、利用者の“意思”こそが最も尊重されるべきです。

「国が求めているから」
「あなたは障害があるから、私たち支援者が決めてあげます」

そんな考え方には、私はどうしても違和感を覚えます。
私たちが目指す福祉は、決してそうではない。



■ 制度を“活用する”とは

私たちが目指す理想のカタチは、「利用者の意思が尊重されながら先ずは利用者が恩恵を得て → 従業員がやりがいと報酬を得て → その結果として、経営者が利益を得る」

この “順番”を絶対に崩さないこと。
それが、「制度を利用する」のではなく、「制度を活用する」 ということだと、ワタシは思っています。

その理想を実現するために、ディスカバは創業当初から
「給付金だけに頼らない運営」 を掲げ、ここまで航海してきました。

有機農業の収穫・加工・販売、ブランディング、営業、地域連携──
どれも、制度の外からも “福祉を持続可能にする力” を育てるための挑戦です。



■ Discoveryの強みは“バランス”

福祉的な視点と、民間的な視点。
この両方をバランスよく持ち、実践できること。それが、私たちDiscoveryチームの最大の強みです。

これからも、ぶれずに・ていねいに・挑戦を続ける航海を。

Discovery 9年目も、どうぞよろしくお願いいたします。

代表取締役
西田 明光

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