ディスカバ航海日誌

就労継続支援A型開所のご挨拶

代表の西田です。

長男が統合失調症を発症したキッカケで、福祉事業をスタートしたのが約7年前。
当時長男が発症した時には、藁をもすがる思いで障害福祉サービス事業所へ見学を重ね、徐々に違和感を増していった事を覚えています。

事務的な対応、痒いところに届かないなと感じた支援、自立出来るとは言えない抵賃金、どこかスッキリしない空間…
民間で走ってきたワタシが、民間のサービスと障害福祉のサービスに、同じ『サービス』というワードが付いていても、そのサービスの質に差がある事に違和感を感じました。

保護者の立場で、息子の立場で、こんな事業所があったらいいなを頭にイメージしながら仲間と走って来ましたが、ようやく理想とする就労継続支援A型『ディスカバリーリゾート』を2024.11.1にOPEN致しました。

何が理想かと言いますと 従来の就労支援A型事業所の多くが、倉庫内作業、シール貼り、PCのデータ入力、公園の掃除等と言った『下請けの仕事』が多いです。

下請けの仕事では、利用者様のコンディション次第で受けた仕事が間に合わずスタッフがせっせっと熟さないといけない疲弊する運営になったり、元請けの都合で運営せざるを得なかったり、そもそも魅力のあるお仕事が少ないのが現状かと思います。

障がいを持つ方々にも、魅力、やりがいって、勿論大切なエッセンスだと思います!

ディスカバリーリゾートでは、有機ニンニクを自社で栽培し、自社で有機加工し、自社でデザインし、自社で営業します。

お情けで買ってもらうのではなく、 マーケットから求められる商品作りを最初から意識してきました。

今では、有名百貨店、スーパー、オーガニック専門店での取り扱いが進み、国産有機黒ニンニクの取り扱い量は全国トップクラスだと思います。

自分達で、田舎で地域再生ビジネスを創出し、利用者の方々も、自分達もこのビジネス創出に参加しているぞ!と自尊心を取り戻せるステージ。そして自立出来る程の収入を得る体験をして、また次のステージに羽ばたいて頂きたい…それが理想なカタチです。

リゾートの語源は、癒されるという意味合いがあります。風光明媚なSATOYAMAで癒され回復していきながら、素敵な仲間とクオリティ高い商品をみんなで作りあげ、都会のど真ん中へ打って出る!そんなワクワクするステージを提供して参ります。

是非お近くにお越しの際は、羊のニースとモナコとお迎え致しますのでお立ち寄り頂きますと幸いです。

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