前職では、新卒から15年近く、強度行動障害のある方や自閉症の方の生活支援の仕事をしてきました。
当事者およびそのご家族と関わる中で、障害者でも、健常者でも、当たり前に一人一人がQOLを向上させる権利があるということを痛感してきました。
そのため、私が転職したディスカバリープロジェクトにおける活動にも、この価値観が根底にあるところに非常に共感しています。
この会社に就職して新鮮だったことは、活動内容や、仕事の進め方、施設の環境など、どれをとっても既存の福祉の概念にとらわれていないということでした。具体的には、民間企業と取り引きできるほど質の高い商品の開発と販売、また、デザイン性の高い施設や、おしゃれなロゴ、スタッフのスタイリッシュなユニフォームなどを通したイメージ戦略、更に、色々な職種で様々な経験を積んだ多彩なスタッフが集い活動しているという点など、まさに、福祉の分野において、斬新で多様性のある職場だという事です。
このように従来の概念に捉われない柔軟な取り組みや、多様な人材のいる施設であれば、利用者とその家族の方々もより生きやすい、インクルージョンの社会を、着実に築いていけると思いました。
日々の仕事の中では、同じ志をもつスタッフと共に、新しい福祉のかたちをめざしているからこそ得られる充実感があります。 そのような環境で働くことが、これまでのスタンダードを超えるより良い支援に繋がると信じ、日々真摯に取り組みたいと思います。